家づくりで最も重要なことは、3つあります。
(1)どういう風に住まいたいか
(2)だれに?どの会社に?自分の家を託すか
(3)①と②の想いが一致したか
最初から、最後まで、誰に託すかということが、重要です。
家の相談から、完成後ということです。
結論から言えば、一人の設計士にすべてを任せることです。
設計の観点から見た場合、営業マンと設計者が別というのは危険をはらんでいます。
なぜならば、営業マンが建て主から話を聞き、それを設計者に伝え、設計者が間取りなどを考えて、図面ができるからです。
ハウスメーカーを見学に行って、“なんだかしっくりこない”という人は、この危険性を肌で感じています。
設計力のある設計士は、お客様の一言一言を慎重に受け止めます。
そして、会話の行間を読み、どういう間取りやどういう家が、その方にとっていい家となるのかを考えるのです。
例えば、
・室内干しができる部屋が欲しい → サンデッキをつける
ということではなく、風通しの良い何でもできるフリースペースをプランニングする。
・広めのリビングと、客間が欲しい → リビング20帖と和室6畳を配置する
だけでなく、キッチンとリビングとの関係を広く見せるようにしたり、客間の使用頻度をヒヤリングして、頻度が少なければ、リビングとのつながり持たせ、普段は広々と客間もリビングとして使用するなど。
家の生活の事柄は、一つだけでは完結しません。
敷地の広さもお金も無限ではありません。
だからこそ、部屋と部屋のつながりや関係性をしっかり考え、住まう方の要望に沿えるようプランニングすることが大切なのです。
もちろん、提案したものが気に入らなければ、どういう所にネックがあったかをリサーチして、また考え、ブラッシュアップしていきます。
住まう人の要望を、他の人間に伝えることは、なかなか難しいことです。
設計するうえで、やはり、住まう人本人から直接話を聞かないと、イメージできないことも多いのです。





