家づくりは映画の始まり


「家づくりは、映画の始まりです。」
家が完成したからといって終わりではありません。
 
では、いい映画はどのようにして作られるのでしょうか?
 

映画で大切なのは、役者や映像はもちろんですが、やはり映画の骨格となる構想・原作ではないでしょうか?
 
どんなにお金をかけた映画でも、原作がつまらなかったら、いい映画にはならないでしょう。
逆に、原作が面白かったら、お金をかけていない映画でもいい映画になる可能性は高まります。
いい映画には、必ずいい原作があるのです。
 
家づくりも同じです。
居心地のいい家を作るには、きちんと考えられた設計が大切です。
いい家には、必ずいい設計がなされているのです。
 

あなたが映画監督として依頼されたら、どうしますか?
 
発想のアプローチは人それぞれでしょうが、まずはどのような映画にしようかな?
と考えますね。
いろいろと構想するでしょう。
そして、イメージがどんどん膨らみ、原作が出来上がります。
文章にすると数行で済みますが、そこに行くにはある程度の時間は必要でしょう。
発想から始まり原作をつくるエネルギーは、非常に大きく大切なのです。
 

次に原作出来上がれば、それを台本にして、演出となります。
 
映画監督は、撮影のやり方や演出など、頭の中のイメージを映像にするべく、思考することでしょう。
そこには、舞台裏で支えるスタッフがたくさんいます。
音声、照明、衣装、撮影、編集などなど、色々な人間がかかわります。
 
台本は、演出者、舞台裏のスタッフ全員が共有するのです。
監督のイメージを形にする共通の指針となるのです。
 
 
そして、舞台裏のスタッフにより、撮影のための舞台が出来上がります。
舞台ができれば、いよいよ、撮影です。
ドラマの始まりです。
出来上がった舞台で、演出者が演出するのです。
そうして、映画は完成します。 
 

建築も同じです。
 
いい家に住みたい方は、構想・原作をおざなりにしてはいけません。
設計を大切にしなければいけないのです。
 
台本を作るための構想・原作は、設計そのものです。
映画の台本は、建築でいう設計図面です。
イメージや想いを形にするためにの共通の指針です。
 
設計図には、設計者が構想した想いが詰め込まれます。
あなたの想いを家という形で届けようとする想いです。
設計士は、苦心をしながらも、設計図にすべてを託すのです。
 

・道路と敷地の取りつきや、隣家の状況。
 
建物の方位や、玄関までのアプローチ。
 
光と風の入り方や、窓から見える景色。
 
間取りや、空間のバランス。
 
色の彩りや、素材の質感、
 
灯りの陰影や、色温度
 
家具のディテールや、プロポーション。 

 
住まう人の身のまわりにあるすべてを考えて、図面に託すのです。
 
 

 
設計図が出来上がれば、それをもとに、家づくりが始まります。
映画の舞台づくりが始まるのです。 
 
土地の造成・基礎・骨組・屋根・壁・仕上げ・・・
舞台を造り上げるのは、舞台裏の職人です。
 
設計士は、舞台となる敷地(現場)で、構想・原作を壊さぬよう設計図面を基に監理するのです。
 
  

さぁ舞台は整いました。
これから、ドラマが始まるのです。
あなたの想いから生まれた構想・原作をもとにした舞台
「あなたの家」
ここからの監督 兼 主役は、あなたとその家族です。
 
舞台となるデザインや形そのものが、あなたのドラマの悲喜を包み込んでくれるはずです。
主役の気持ちに寄り添い、毎日のちょっとした日常も、季節柄のいつもと違う非日常も、あなたのドラマを彩る背景となるのです。
 
あなたの家とともに、素敵な映画を造り上げてください。

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